内職収入の限界点
             〜何でもできるわけではない〜


                      ひびが入った自転車のペダルの写真
ひびが入ったペダル(上の写真)を新品に入れ替えた際にも、値段で躊躇してしまった。

そして2002年11月17日夕方、新しいペダルを組み付けたギヤクランクが走行中に外れてしまい、

その変わった構造のために修理を頼みづらい。



1.リサイクル・廃棄処理への金銭的負担に耐えられるだろうか?

NEC/富士通/東芝/ソニーの公式発表などによれば、家庭で使用済みとなったパソコンの

リサイクルのユーザー(消費者)負担は、デスクトップ機種本体+CRTの合計で7000円、

ノート型は3000円とのこと。やはり、「待てば何でも安くなる」とは限らないようだ。



2.公租公課・社会保障の変化に対処し切れるだろうか?

連合(日本労働組合総連合会)の公的介護保険の改革案によると、公的介護保険料の徴収開始年齢を

満20歳以上に下げる、ということが書かれているとのこと。その他を含め、諸般の事情のために

国民負担率が上がれば上がるほど、内職賃収入を貯金していても何もできなくなって行くものなのである。



3.これから先の若者文化の波を乗り切れるだろうか?

生活に金銭的な余裕のない方々の気持ち・感情を度外視した内容の若者文化がはびこってゆく中、

担当者の人柄にすがっての製造業的な内職礼賛・・・が、これからを生きる若い世代の理解や共感を

得られなくなる可能性もある。

(作者兼管理者の母はいったいどこまで担当者の人柄にすがり続けるのか。自分らの事業のあり方自体が

行財政改革の障害になっている側面があるはずなのに・・・。)